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日韓経済安保シンポジウム:半導体・AI・サステナブル技術
現在、日韓関係が新たな時代を迎えようとしています。両国が多面的な協力を深めることで、インド太平洋地域における平和と安定や、サステナブルな社会の構築に貢献ができます。特に経済安全保障の分野においては、新たな日韓での協力・協調関係が期待されています。サプライチェーンの強靭化や半導体・バッテリー生産、AI・バイオや、それらを応用したサステナビリティに貢献する先端技術分野においては、それぞれの強みを活かしながら、日韓、および、インド太平洋地域に共通する課題に対処していくことが可能です。
こうした状況にあって、日本と韓国の間の交流を深め、共通の課題と解決策を模索するため、東大先端研・経済安全保障プログラム(ESRP)とエネルギー国際安全保障機構は、ソウル国立大学 Institute for Future Strategy (IFS) 経済安保クラスターの教授陣を迎え「日韓経済安保シンポジウム:半導体・AI・サステナブル技術」を開催いたします。
【韓国の経済安保政策】
パク・ジョンヒ(ソウル国立大学政治外交学部外交学科教授)
【半導体・AI協力】
クォン・ソクジュン(成均館大学校化学工学部/高分子工学部助教授)
【カーボンニュートラル技術と気候変動】
ナム・ギテ(ソウル国立大学材料工学部教授)
【日本の経済安保政策・半導体・AI】
井形 彬(東京大学先端科学技術研究センター特任講師・経済安保プログラムディレクター)
【サステナブル技術のLCA】
天沢逸里(東京大学先端科学技術研究センター 社会連携部門 RE-Global特任准教授)
【バイオ技術による食料生産】
吉富 愛望 アビガイル (東京大学先端科学技術研究センター客員研究員 / 細胞農業研究機構代表理事)
詳細については以下の開催概要をご確認下さい。
開催概要
開催日 | 1月30日15時~17時(14時20分受付開始) |
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開催場所 | 東京大学駒場IIキャンパスENEOSホール(先端科学技術センター3号館南棟1階) |
定員 | 172名 |
参加費 | 無料 |
登壇者 | パク・ジョンヒ(ソウル国立大学政治外交学部外交学科教授) ナム・ギテ(ソウル国立大学材料工学部教授) クォン・ソクジュン(成均館大学校化学工学部/高分子工学部助教授) 井形 彬(東京大学先端科学技術研究センター特任講師・経済安保プログラムディレクター) 天沢逸里(東京大学先端科学技術研究センター 社会連携部門 RE-Global特任准教授) 吉富 愛望 アビガイル (東京大学先端科学技術研究センター客員研究員 / 細胞農業研究機構代表理事) |
言語 | 英語講演(日本語同時通訳) |
申込方法 | 要事前申込 こちらからお申し込みください→申込みフォーム |
その他 |
東京大学先端科学技術研究センター経済安全保障プログラム(ESRP:The Economic Security Research Program at RCAST, The University of Tokyo)とパシフィックフォーラム(Pacific Forum)は、"CONVERGE: Forging International Partnerships and Collaboration on AI and Semiconductors"と題したシンポジウムを共催します。
このシンポジウムでは、インド太平洋地域の5か国(アメリカ、オーストラリア、インド、シンガポール、フィリピン)から専門家が集まり、AIと半導体に関する協力について議論します。クローズドの討論で明らかにした課題と機会を共有し、技術協力を強化し、既存の利害関係者間の信頼構築に向けたベストプラクティスを見出す手段を特定します。
シンポジウムは英語で行われ、同時通訳はありません。事前登録が必要です。
台湾は最先端の半導体製造における世界的な大国となり、次世代のAI革命を牽引する力となっています。しかし、台湾は中国との活発な経済関係と緊張した軍事関係により、米中間の包括的な競争が激化する技術・地政学時代において、潜在的な世界的紛争地域の最前線に立たされています。
経済安全保障が国家安全保障の重要な要素となる中、台湾の経験は中国(中華人民共和国)が技術力をどのように強化してきたかについて重要な洞察を提供します。イベントでは、台湾の新しい公共シンクタンク「科技・民主與社會研究中心(DSET/Research Institute for Democracy, Society, and Emerging Technology)」の半導体政策ユニットのディレクターであるJeremy Chih-Cheng, Chang博士が、台湾の経済安全保障の枠組みの進化について説明し、歴史的な観点や規制の識見を探り、同盟国への教訓を共有します。
今日、重要新興技術はクアッド(日米豪印)における戦略的協力の重要な柱となっています。このような背景の下、東京大学先端科学技術研究センター経済安保プログラム(ESRP)は『クアッドにおける重要新興技術協力:現状と未来の展望』シンポジウムを開催いたします。本シンポジウムでは、専門家による基調講演とパネルディスカッションを通じ、クアッドのメンバーである日米豪印間の技術協力の現状や可能性、影響について議論します。具体的には、それぞれの国が安全保障を念頭に重要新興技術の開発と実装をどのように促進しているのか、今後クアッドにおける技術協力を深化させるためにどのような方策が考えられるのか、そして、クアッドにおける協力の展開が地域安全保障や経済安全保障にどのような影響をもたらすのかなどについて検討します。それらをもとに技術革新の最前線におけるクアッドの取り組みとその展望を解き明かします。
本シンポジウムは、東京大学先端科学技術研究センター経済安全保障プログラム、オーストラリア国立大学ナショナル・セキュリティーカレッジ、オブザーバー・リサーチ財団、ダニエル・K・イノウエ・アジア太平洋安全保障研究センター、近東南アジア戦略問題研究センターの共催、クアッド・インベスターズ・ネットワークの後援で実施されます。
現在、AI 技術の目まぐるしい発展が社会にもたらす影響に注目が集まり始めています。最先端の AI 技術の利活用には様々なメリットがある一方で、「敵対的 AI 」と呼ばれる AI に対する攻撃や悪意を持った AI の開発・利用が、各国の経済安保を脅かすものとして重要視され始めています。
このような背景のもと、東京大学先端科学技術研究センター (RCAST) の経済安全保障研究プログラム (ESRP) と笹川平和財団 USA は、『日米 AI セキュリティ協力:偽情報・サイバー脅威に関する敵対的 AI リスクと緩和戦略』をテーマにシンポジウムを共催します。
本シンポジウムでは、米国政府で AI 技術の開発促進や規制に関する政策立案を行う担当者に加え、米国で AI 研究をリードする国立研究機関であるローレンス・リバモア国立研究所、オークリッジ国立研究所、パシフィック・ノースウェスト国立研究所の研究者を招聘します。現在米国で行われている最先端の AI 技術開発について紹介して頂くと共に、それらの技術が社会実装されて行くことによりどのような機会とリスクが存在するのかについて議論します。特に、 AI を悪用することによる偽情報やサイバー攻撃にどう対処すべきなのか、政府はどのような促進・規制政策を取るべきなのか、日米間の協力はどうあるべきかについて議論します。
開催報告はこちら。
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