【登壇・台北】科学技術・民主主義・社会研究所(DSET)・国立政治大学共催シンポジウム(2024/10/12)

【登壇・台北】科学技術・民主主義・社会研究所(DSET)・国立政治大学共催シンポジウム(2024/10/12)

東大先端研ESRP ディレクターの井形彬が台湾・台北にて、政府系経済安保シンクタンクである、科技・民主與社會研究中心(DSET/Research Institute for Democracy, Society, and Emerging Technology)と国立政治大学共催のシンポジウムに登壇しました(2024/10/12)。

【パネルタイトル】

Economic Security and the Impact of Industrial Policy on Supply Chain Resilience (経済安全保障と産業政策・サプライチェーン強靭化の影響)

【登壇者】

Barath Harithas: Senior Fellow, Center of Strategic and International Studies (CSIS)

Akira Igata: Project Lecturer, Research Center for Advanced Science and Technology (RCAST), The University of Tokyo

Mathieu Duchâtel: Resident Senior Fellow and Director, International Studies Institut Montaigne

Klára Hurychová: Supply Chain Resilience Center (SCRC), Charles University, Czech

【モデレーター】

Hsien-Ming Lien: Deputy Director, Research Institute for Demoracy, Society and Emerging Technology (DSET)

井形は、日本の重要産業の保護への取り組みについて言及し、日本が特定の国への依存を減らすためサプライチェーンの多様化を進めていることに触れました。一方で、経済安全保障に過度に注力すると保護主義に陥り、日本が重要な貿易相手から孤立し、また、経済成長に必要な開かれた市場を失う可能性があると警告しました。そのうえで、経済安全保障と国際競争力のバランスを取るためには国際協力が不可欠であると強調しました。

DSETによる詳細なイベント概要についてはこちら(DSET公式サイト)をご覧ください。

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